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こどもの良くある症状

子どもの病気は生活の一部

当院を初めてご利用になる方への子どもさんが病気になると不安になってしまうのは親として当然です。
しかし、子どもは”特別”ではないということを常に意識しておいてください。
子どもの病気は生活の一部であり、ごく当たり前のことです。

お父さん・お母さんは正しい知識を持つこと、判断をすることが大切です。
 ※よくある症状をクリックすると詳細が表示されます。

子どもの病気は生活の一部

38度以上の熱がある

発熱の際はまず計測し、落ち着いて子どもさんの状態を見てください。38度を超えた場合は注意が必要です。(生後3ヶ月までは37.6度以上)

対処方法

38度以上の熱がある

発熱の際はまず計測し、落ち着いて子どもさんの状態を見てください。38度を超えた場合は注意が必要です。(生後3ヶ月までは37.6度以上)

■元気がない場合

  • 生後三ヶ月以下である
  • 無表情で活気がない。
  • 薬をのんでいるのに熱が続く。
  • 二日間以上にわたり一日に一度は発熱する。
  • 一日中ウトウトしている。

平日深夜に最初の発熱なら翌朝早くかかりつけの病院へ。
日祝日であれば昼間の時間帯に入院施設のある緊急病院へ。
生後三ヶ月以下の発熱は重症となることがありますので注意が必要です。
また昼の時間帯でしたら早急にかかりつけ医にお連れください。

発疹がでている

①発疹がでたと同時に熱がさがり元気でそのあと発熱しない
   →突発性発疹 の可能性が
②風邪の症状が出ていて一度熱が下がり、二度目の熱で発疹がでる
   →麻疹 の可能性が
③水ぶくれの発疹がでる
   →みずぼうそう や単純ヘルペス の可能性があります
④発疹がでて翌日には消える 
   →アレルギー性の湿疹の可能性があります
⑤口の中を痛がる のどにしみる
   →痛みだけだと急性扁桃腺炎、咽喉頭炎もかぜ症候群もありますが                                         

のどのおくに口内炎が沢山できているとヘルパンギーナかも  手足と口の中に口内炎ができる
   →手足口病の可能性があります

 唇や陰部などにのみできる

   →ヘルペスやベージェット病の可能性があります。  全身とくにおなか、胸、背中の発疹が最初の発熱と同時にでる   →風疹のかのうせいがあります

 ■元気がある場合。

  • ・おしっこがでている。
  • ・おむつが濡れている。
  • ・あやすと笑う。

急を要する症状は見られないようなので、様子を見ながら診察時間をお待ちいただき、かかりつけの病院に行かれるのが良いでしょう。
しかし、二日目以降にも一日一度の発熱がある時には、昼間の時間帯であればすぐかかりつけ医にお連れください。

咳(せき)・ゼエゼエする

小児の頃はよく見られる症状です。

顔色、声の様子をしっかりと見てあげてください。

対処方法

咳(せき)・ゼエゼエする

小児の頃はよく見られる症状です。

顔色、声の様子をしっかりと見てあげてください。

■次のような症状が見られる場合、熱がなくてもすぐに病院へ行かれてください。

1. 唇の色をみてください。
  ・唇の色が紫色または暗赤色である。

2. 声を聞いてください。
◇犬の遠吠えのような太い声になっていませんか?
  ・声がかすれてほとんど聞こえない。
  ・話ができない状態。
  ・そばでゼエゼエ音がする。
  ・本人が息苦しがる。

3. 咳が出ている場合。

  ・喘息と言われたことがあり咳で眠れない、または息苦しい。

◇自宅に発作止めの吸入や咳止めの貼り薬、咳止めの座薬が
  あるようでしたら、病院に行く前に使用しても構いません。


4. 何かを食べた、または口にくわえて遊んでいませんでしたか?
  特にピーナッツや豆類をたべていたら要注意です!
  数分前には何もなかったのに、むせたように急に咳が出ましたか?

◇咳が短時間で止まり、背中に耳を当ててもゼエゼエいっていない。
  また、元気で顔色が良く、唇も赤い。

吐き気がある

咳と同様、小児によくみられる症状です。

元気があるかないか、便の状態はどうかといった部分に注意してみてあげてください。

対処方法

吐き気がある

咳と同様、小児によくみられる症状です。

元気があるかないか、便の状態はどうかといった部分に注意してみてあげてください。

■生後3ヶ月以下である。
■下痢をともなう。
■我慢できないほどのおなかの痛みがある。
■血、または緑色の液体を吐いた。
■吐いたものがコーヒーの残りかすのようだ。
■うんちに血が混じる(あくまでも真っ赤な血でないとき)。
■何度も繰り返し吐く。

◇下痢をしたおむつなどは持参して、また吐いたものは携帯電話などで
  写真を撮っておくと良いでしょう。

※うんちが真っ赤の時には腸重積の可能性もあるので救急車で入院施設のある
  病院に行く必要があります。

■アタマを激しく痛がる。
■首を動かすと痛がる。

◇熱が無くても髄膜炎の可能性もあるので、至急入院施設のある病院に行かれて
  ください。

■元気がある。
■おしっこが出ている。
■おむつがいつも通り濡れている。
■咳でむせて吐いているのではなく、ムカムカして吐いている。

◇吐き気止めの座薬をすぐ入れて診療時間に行きつけの病院へ。
  2食少量しか摂れないと夜間低血糖で吐き続けることがあります。

痙攣(けいれん)・震えがある

通常、5分以内に治まります。

24時間以内に再度痙攣がある場合や、5分以上続く場合は重症例が多いので注意が必要です。

対処方法

痙攣(けいれん)・震えがある

通常、5分以内に治まります。

24時間以内に再度痙攣がある場合や、5分以上続く場合は重症例が多いので注意が必要です。

■痙攣(けいれん)は重症かどうか、見分けることができます。

◇次のような場合には重症例が多いので、救急車で入院施設のある緊急病院に行きましょう。

生後6ヶ月以下の子どもさんにおいて、

・意識が戻らない。
・痙攣に左右差がある。
・痙攣が5分以上続く、または24時間以内に再度痙攣がある。
・首を動かすと激しく泣く(痛がる)。
・唇が5分以上紫色である。
・てんかんと言われたことがある。
・熱が38度以下である。
・最近激しく頭をぶつけた。

日中の診療時間中であれば、行きつけの小児科医院にお問い合わせください。
痙攣が続いている時に激しく揺さぶり続けたり、口にものを食べさせてはいけません。

腹痛がある

日常的にみられる症状ですが、腹痛が2、3日続く場合やおなか以外の部分を痛がる場合は注意が必要です。

対処方法

腹痛がある

日常的にみられる症状ですが、腹痛が2、3日続く場合やおなか以外の部分を痛がる場合は注意が必要です。

■次の場合は、すぐに緊急病院に行きましょう。

  • ・真っ赤なうんちが出た(混じっているのではなく真っ赤)。
  • ・腹痛が2、3日続いている。
  • ・股のつけねを痛がる。
  • ・おなかを激しくぶつけた。

■昼間の時間帯なら行きつけの病院へ、夜間であれば翌朝受診を受けてください。

  • ・おなかの風邪が周りではやっている。
  • ・数日便が出ていない。
  • ・おへその周りを痛がる。
  • ・うんちをしたら痛みが和らいだ。

下痢

元気があり、水分が取れている場合は行きつけの病院へ、何度も吐いたり38度以上の発熱の他、くちびるや口の中が 乾燥している場合は注意が必要です。

対処方法

下痢

元気があり、水分が取れている場合は行きつけの病院へ、何度も吐いたり38度以上の発熱の他、くちびるや口の中が 乾燥している場合は注意が必要です。

■次の場合は昼間の時間帯なら行きつけの病院へ、夜間であれば翌朝受診でよいでしょう。

  • ・生後3ヵ月未満である。
  • ・おしっこがでている。
  • ・オムツがいつもどおり濡れている。
  • ・おしっこの数が1日4回以上。
  • ・元気がある。
  • ・水分はとれている。

■次の場合は、すぐに緊急病院に行きましょう。

  • ・真っ赤なうんちが出た(混じっているのではなく真っ赤)。
  • ・何度も吐く。
  • ・目がくぼんでいる。
  • ・38度以上の発熱。
  • ・くちびるや口の中が乾燥している。
  • ・おしっこの数が1日に3回以下。

 

 

 

 

頭痛がある

発熱がない場合や鼻詰まりがひどい場合などは行きつけの病院へ。痙攣(けいれん)や嘔吐、顔色が悪いなどの症状が見られる場合はすぐに緊急病院に行かれてください。

対処方法

頭痛がある

発熱がない場合や鼻詰まりがひどい場合などは行きつけの病院へ。痙攣(けいれん)や嘔吐、顔色が悪いなどの症状が見られる場合はすぐに緊急病院に行かれてください。

■次の場合、昼間の時間帯なら行きつけの病院へ、夜間であれば翌朝受診でよいでしょう。

◇元気がある。

◇鼻詰まりがひどい

  副鼻腔炎、蓄膿症の可能性があります。鼻炎点鼻薬などはして楽にしてあげて良いでしょう。

◇頭痛のみで発熱がない場合

  インフルエンザなどの流行の時期には発熱するまで痛み止めを使わずに、38.5度の発熱が
  起これば時間を記録。発熱して8時間後にインフルエンザ検査に病院に連れて行かれると
  良いでしょう。最初の発熱後は座薬などの解熱剤ならばインフルエンザでも使用可能です。
  昼間の時間帯なら8時間を待たずに一度病院受診をおすすめします。

■次の場合は、すぐに緊急病院に行きましょう。

  • ・痙攣(けいれん)、ひきつけがある。 
  • ・顔色がだんだんと悪くなる。
  • ・何回も吐く。
  • ・首を動かすと痛がる 首が回らない。

頭をつよくぶつけた

出血が止まらない場合や意識がない場合、吐き気や痙攣(けいれん)が見られる場合は緊急病院へ連絡してください。

対処方法

頭をつよくぶつけた

出血が止まらない場合や意識がない場合、吐き気や痙攣(けいれん)が見られる場合は緊急病院へ連絡してください。

■次の場合は、昼間の時間帯なら行きつけの病院へ、夜間であれば翌朝受診でよいでしょう。

  • ・大きなたんこぶができた。
  • ・すぐに泣いて、他の症状がない。
  • ・ただ頭蓋内出血の時には頭をうってから数時間してから症状が出ることがあります。 意識がなくなったり、痙攣(けいれん)や吐き気が出た時にはすぐ緊急病院にいきましょう。


■次の場合は、すぐに緊急病院に行きましょう。

  • ・打った部分がへこんでいる 頭の形が変形している。
  • ・出血が止まらない。
  • ・意識がない。
  • ・痙攣(けいれん)がある。
  • ・何回も吐く。

誤飲してしまった

飲み込んでしまった物により、それぞれ処置が異なります。 吐かせてはいけない場合や、牛乳を飲ませてはいけない場合もありますので注意が必要です。

対処方法

誤飲してしまった

飲み込んでしまった物により、それぞれ処置が異なります。 吐かせてはいけない場合や、牛乳を飲ませてはいけない場合もありますので注意が必要です。

1.次の場合は飲み込んだものを吐かせてはいけません。

(1)6カ月未満の乳児。
(2)意識障害、けいれんがあるとき。
(3)重症な心疾患や、不整脈があるとき。
(4)強酸や強アルカリなどの腐食性物質(→ 5.へ)。
(5)灯油やシンナーなどの揮発性石油類。
(6)けいれんを起こすストリキニーネや樟脳などの毒物。


2.次の物質は脂溶性なので牛乳を飲ませてはいけません。

(1)農薬。
(2)殺鼠剤。
(3)殺虫剤。
(4)防虫剤。


3.次のような重い症状のあるときには、直ちに病院に行きましょう。

(1)意識障害、けいれんがある。
(2)長い時間が経過しても、中毒症状がある。
(3)血を吐いた。


4.誤飲した場合の共通の処置。

(1)液状のものは、皮膚や目についてないかを調べ、付いていれば流水で15分以上洗いましょう。
(2)多量の水を飲ませることは、吐かせるための前処置として行う以外は止めましょう。
  かえって毒物を溶かしたり吸収をうながしたりしてしまします。


5.強酸や強アルカリなどの腐食性物質を誤飲した場合の処置。

(1)絶対に吐かせてはいけません。
(2)すぐに多量の牛乳を飲ませましょう。
(3)必ず病院へ行って診察を受けましょう。

鼻血が出る

鼻血が止まらないと、タオルも血だらけとなり何かと慌てやすいもの。 落ち着いて対処することを心掛けてください。

対処方法

鼻血が出る

鼻血が止まらないと、タオルも血だらけとなり何かと慌てやすいもの。 落ち着いて対処することを心掛けてください。

1. 鼻血を飲まないように下を向かせましょう。
2. 鼻の中に何も入れずに、鼻翼全体をできる限り深くつまみ、鼻中隔を圧迫止血します。
3. 鼻呼吸ができない状態で、約15分持続的に圧迫します。


これでも止まらない時には、病院で鼻に止血剤のガーゼをいれ止血することができます。
鼻血はいくら出血しても1日限りであれば体に影響のあるような量になりません。
鼻血が落ち着いたら、鼻炎用の点鼻薬をさらに使用することで再出血しにくくなります。

熱傷・やけど

日常的にみられる症状ですが、腹痛が2、3日続く場合や おなか以外の部分を痛がる場合は注意が必要です。

対処方法

熱傷・やけど

日常的にみられる症状ですが、腹痛が2、3日続く場合や おなか以外の部分を痛がる場合は注意が必要です。

台所に子どもを近づけない(揚げ物の油や大量の鍋のお湯は重症化します)。 熱いお茶やカップラーメンなどをテーブルにおいているときにはテーブルの真ん中において、お子さんから目を離さない、ポットやアイロンなどをお子さんの手の届くところに置かないなど、普段から注意してあげることが大切です。

 

それでも思わぬお子さんの行動により熱傷は起こりえます。 もしそうなった場合でも、慌てずに次のような対処をしましょう。

 

冷やすことのメリット

・冷やすことで皮膚深部への熱の伝達を防ぎます。

・冷やすと痛みも和らぎやすくなります。

 

冷やす方法

・流水(水道水)や氷などを利用して冷やします。

・市販されている冷えるシートは、熱傷の冷却用には使う場合は直接当てず、濡れたタオルなどに  巻いて冷やしましょう。

・熱いお風呂に落ちたなど、服を着たままの熱傷の場合には、服の上から冷やします。

熱い風呂は広範囲熱傷の可能性もあるので診察時間外でも至急病院受診をしてください。

 

熱傷の処置としてしない方がいいこと

・民間療法は極力しないようにしましょう(× アロエをぬるなど)。

・熱傷部位にさわらないようにしましょう。

 

診療時間外でも病院へ行った方がよい熱傷

・熱傷の範囲がそのお子さんの手のひらより広い時 顔など傷が残るのが困る場所の場合には、熱傷の程度が軽くみえても受診をしましょう。

・熱傷部分が白、もしくは黒くなっている場合は範囲に関わらず必ず受診しましょう。

・関節部分や手のひらなどを熱傷した場合、皮膚の引きつれがおこり手の拘縮がおこり、一生動かしにくくなる可能性がありますので、早めに受診しておきましょう。

・熱傷の重症度判断はきわめて難しいので、判断がつかない場合は病院を受診しましょう。

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